Dec 7 (Thu) 2000 ご無沙汰です

申し訳ない。一週間も空いてしまったね。

とりあえず掲示板でもバタバタしてたけど、昨日のことを書いておこう。

はっきり言って、このペーパー、死にました。前にも日記で何度か書いたけど、「言語の学び方」に関する論文。

英語進化論のページにも日本語版と英語版を、近々公開する予定だけど、マジでつらかった。特に最後の3ページが書けんかった。

でもさ、日記を読み返してみると、なんと10月30日の日記に、ラスト・スパートと称して、

>まだ今学期はあと1ヶ月半もあるのに、ラスト・スパートは早いと思うでしょ。
>でも、今回は、ファイナル・プロジェクトに気合いを入れているので、すでに
>準備に入っているのだ。

>いつも、ギリギリになって、せっぱ詰まってからでないと何もしない、僕にとっ
>てはすごい進歩だね。

なんて、ことを書いてるぢゃないか。で、このペーパーができあったのが、締め切りの昨日。

おまけに、時間に間に合わなくて、授業に2時間も遅刻しちゃった。おいおい。

だって、結局、本格的に書き始めたの2日前なんだもん。もしかして、僕ってバカ? っていうか学習能力なさ過ぎ。

確かに、もうひとつのペーパーの締め切りも昨日だったんで、こっちを優先したってのもあるんだけどね。

そのもうひとつは、文法を個人レッスンして、その模様をレポートするもの。でも、実際、時間がなくて、ちゃんとしたレッスンをしなかったので、中身のほとんどは、僕のでっち上げ。ええんかい、それで。

まぁ、それなりに面白いと思うから、これもちゃんとまとめて、英語進化論にアップしとくよ。期末試験の後になると思うけど。

それから、実は、土曜日(2日)には、コンピュータ・フェアに行っちゃいました。年に3回しか、行かない予定だったのに、すでに2回目。

この様子だと、何回行くのか分からないので、結局、年間パスを購入。あらら。こんなことなら、先月、買っときゃよかった。

でも、ほんとに安いし、なんだかブラブラと見てるだけで、楽しいんだなぁ。ちなみに、今欲しいのは、サウンド・カードとビデオ・カード(TVアウトプット端子付)。

そういえば、ラーニング・センターのバイト代も入ったし、思い切って買っちゃおうっか。あ。

 


Dec 15 (Fri) 2000 ファイナルが終わったということで一句

夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡

って、めちゃめちゃ他人の句やんけ。使い方もなんかちょっと違うし・・・。

それはさておき、マジでファイナル終わったよ。今回はペーパーでかなり燃え尽きてたから、なんだか、きつかった。

まぁ、それなりにできたはずだから、ペーパーの方で大コケをしてない限り、Aを取れたと思うけど、ちょっと自信なし。

とりあえず、昨日は、まだ試験が残ってる人(ヒロ)のために、ちょこっとだけ、ぷぁーっとチャイニーズで打ち上げ。

すでにオープンしてからかなりたってるけど、名前を知らない、というか覚えようとしないので、いつまでたっても、僕たちの中では「新しいとこ」と名付けらたレストランに行って来た。

いつも中華は、中国語を話せる人と一緒に行くのだが、ここの店員さんは、台湾人だけど、旦那さんが日本人という、日本語がペラペラの店員さんがいるので、日本人同士で行っても安心なのだ。

ところが、店が忙しかったので、その人は奥の方にいて、僕らの担当についたおばちゃんは、容赦なく中国語で話しかけてきた。

さっぱり何言ってるか分からないので、おそるおそる英語で「えっ」と聞き直してみるが、それでも中国語で、べらべらと話しかけてくる。

とりあえず身振りから、こんな事を言ってるんだろうと勝手に解釈して、なんとかテーブルに着くも、まだおばちゃんは中国語でなんか言ってる。

そしてメニューを見ながら苦労して注文を終えた頃に、おばちゃんが一言

「あんたら、中国語、しゃべれやんの」

しゃべれやんわい。っちゅうか、もっと早く気づけよ! まぁ、面白かったからいいんだけどね。

やっぱりカリフォルニアって中国語とスペイン語ができると、便利なんだな。もうちっと中国語、勉強しないと。

そういえば、夏頃にも中国語を勉強しようなんて言ってけど、やっぱり挫折してるからなぁ・・・。

でも、よく考えたら、これじゃ、日本でたまに英語が使えなくて困って、英語勉強しようって言って、すぐ辞めちゃってる人と、まったく変わらないじゃん。

結局、こうは思っても、そんなにせっぱ詰まってないから、長続きしないんだろうねぇ。まぁ、無理せずにやっていきましょう。

 


Dec 19 (Tue) 2000 なんだか忙しい

学校が終わって、暇になったかと思いきや、あまり時間がない。何でだろ。自分でも不思議なので、ちょっと振り返ってみよう。

まずは土曜日。昼間は暇だったので、デンゼル・ワシントンの『ボーン・コレクター』を見る。予想よりおもしろかった。幸せ

夜は、久しぶりに辛鍋。うますぎて食い過ぎ。幸せ。

その後は、ヒロの友人宅で、ファイナル打ち上げ&クリスマス・パーティ。ちょっと飲み過ぎ。幸せ。

日曜日。とうとう念願のサウンド・カードとサブウーハー付きのスピーカーをコンピュータ・フェア(すでに3回目・・・)で購入。幸せ。

帰ってからは、コンピュータをいじって遊び、サウンド・カードとスピーカーの調子をチェック。幸せ。

作業をしながら、『Boiler Room』と『Boys and Girls』もビデオで見る。両方ともまずまずのでき。『Boys and Girls』は、サンフランシスコの風景がなつかして、それだけで良かった。幸せ。

月曜日。ゴルフ。スコアは、ちょっと納得がいかないものの(90)、ファイナルを気にしなくて、のびのびできたので満足。幸せ。

ホームページの更新をしようと思ったが、なんだかコンピュータの調子が悪かったので、試験も終わったし時間もあるだろうってことで、とうとうハードディスクをフォーマットしてから、すべてをインストールし直す。

これが、やっぱりすっげぇ時間がかかり、火曜日の夕方まで、かかったけど、コンピュータはすっきりして大満足。幸せ。

夜は、ラーニングセンターのバイト仲間と、タイ・レストランで、打ち上げ。久しぶりのタイ料理、めちゃめちゃうまい。いっぱい幸せ。

念願の『シャフト』のビデオ、レンタル開始。さみゅえる の話し方を、まねしながら、じっくりと見る。いいいっぱい幸せ。

で、気がつけば、もう朝の3時じゃないか・・・。てな、ことで、さっぱり更新作業が遅れてるのでした。不幸せ。

 


Dec 22 (Fri) 2000 食わず嫌い

何とも日のたつのが早いことか。いつも、そんなことばっかり言ってる気もするが、早いものは仕方がない。

この前、新年を迎えたと思ったら、もう終わりだもんなぁ。このページの更新も、ちょっと気を抜くと、1週間ぐらいすぐたってしまうし。

まぁ、嘆いてばかりでもしようがないので、とりあえず毎日を精一杯がんばろう。むむ、ちょっと哲学的だな。三十にして惑わずってか。あ、あれは四十か。

ところで、最近は、よく映画を見ている。

学校がある間に、見たい映画がたまっていたということもあるが、レンタル・ビデオは借りると、返しに行くときにまた借りてしまうので、一度ビデオを借り出したら、止まらなくなってしまうのだ。

そのおかげで、それほど見たいと思っていない映画でも、見たい映画が借りられてしまっていてないときには、借りたりもする。

当然、それほど見たいわけでないので、期待して見ないのだが、そのせいか、意外と掘り出し物があるのよ。

最近、見た映画の中で掘り出し物だと思ったのは『X-Men』と『Galaxy Quest』。

『X-Men』は、良かったという評判をよく聞いていたので、ちょっと見たかったのだが、これは予想よりかなりおもしろかった。

宣伝だけ見ると、かなり怪しげな連中が、いっぱい出てくるし、コミックが原作なので、『バットマン』みたいに、アメリカ人には受けても、日本人受けしないタイプのしょぼい映画だと思っていた。

ところがどっこい、ストーリーは、それなりにしっかりしているし、あの変な連中も、すごい人間くささがあって、何ともいい感じなのだ。

もう一本の『Galaxy Quest』は、宣伝を見た限り、僕が一生見ない映画のリストに入っていた。

宣伝を見たことがあるかどうかわからないけど、どう見てもおもしろくなさそうだし、パッケージもいただけない。

ちょっとパロディぽかったので、きっと『マーズ・アタック』みたいな、見た後にがっかりするような映画だと思っていた。

(な、なに、『マーズ・アタック』が、大好きだって? それは、僕と趣味が合わないので、映画の選択に、僕の意見は聞かないようにしようね)

なので、見る予定ではなかったが、ニックさんがおもしろかったというので、見てみたら、余裕で合格点をあげられる内容だった。

『スター・トレック』をコメディにした感じだが、パロディものは、えてして外れたりする中で、これはかなりいい具合に仕上がっていて、満足できた。

まぁ、あんなSFが嫌いな人は、ダメだろうけど、両方ともおもしろいと思うよ。食わず嫌いの人がいたら、ぜひ試してみてね。

ちなみに、『X-Men』は、かなりのお気に入りになったので、ビデオも買おうかと思ったほどだよ。

 


Dec 25 (Mon) 2000 めりー・くりすます

最近、うちらの間では、どうやら、「どっちの料理ショー」が流行っているらしい。

それに影響を受けた 単純な ヒロとひとこさんが、ビーフシチューパエリアをクリスマスに作り、お披露目することとなった。

二人で優劣を決めようなんて言ってたんだけど、これが、どっちも最高にうまくて、食べ終わった頃には、そんなことは、もうどうでもよくなってた。

正直言うと、パエリアって作るの難しそうだから、あんまり期待してなかったんだけど、マジでうまかった。今までに食ったパエリアの中でも一番か、と言うぐらいうまかったもん。ひとこさん、また作ってね。

これに加えて、チキンの丸焼きと、サラダもあって、思いっきり食い過ぎてしまった。食い過ぎて、苦しい〜って思ったら、

♪クリスマスは、苦しみます・・・♪

なんて、曲を思い出してしまった。10年ぐらい前の日本映画で使われていた曲なんだけど、知ってる? 永瀬正敏が歌ってた気がするんだけど・・・。

まぁいいか。さて、今年も、残すところあとわずかとなってしまったね。もうすぐ日本にも帰るぞ。で、やっぱり、飲み過ぎるんだろうなぁ。今から、体調を整えておかないと。

 


Dec 29 (Fri) 2000 ♪ゲレンデのカフェテラスで・・・♪

相変わらず日がたつの早すぎ。それだけ、毎日が充実しているということにしておこうか。さて、久しぶりにスキーに行って来た。

目指すは Mountain High。ここからなら、1時間ちょっとぐらいのところのスキー場だ。途中、朝ご飯にと、In 'n Out というバーガー屋に寄ろうとすると、同じモール内に、Sports Chalet があるではないか。早速、レンタルの値段チェックすると、15ドルとあったので、借りていくことにした。

最近は、曲がりやすいと評判のカービングスキーが流行らしく、軟弱スキーヤーの僕にはこれがいいだろう。お金を払おうとすると、20ドルという。

「ん、日本人と思ってぼったくる気か!」

と思って、文句を言ったら、カービングスキーは5ドル高かったらしい。よく見ると、確かにちゃんと書いてあったや。てへ。

そうそうカービングって短いんだね。僕の身長だと、長くても170cmぐらいでいいらしい。これで、前回の謎も解けたね。なんで、今回は160cmを借りた。

よーし、道具もそろい意気揚々と、ゲレンデに着くと、あ、暑いぢゃないか。天気はいいし、15度を超えてるんじゃないと言うほど暖かかった。

スキーウェアを持ってない僕は、ジーンズに、薄手のジャケットなので、寒くなるといけないと思い、トレーナーとフリースも持っていったが、ぜーぜんいらない。

結局、上はティー・シャツで滑ったよ。周りを見ても、薄着の人がほとんど。タンクトップの人も結構いたからねぇ。もちろんこんな状況なので、雪は当然、人工だったけど、それなりに良かったよ。

リフトチケットは、4時間で30ドルというのがあったので、これを購入し、軟弱スキーヤーの僕にしては珍しく、休憩は一回で、かなり滑ったよ。といっても10本ぐらいだけど・・・。

ほんとは半分ぐらいでおなかいっぱいって感じだったけど、一緒に行ったニックさんが、かなりの腕前なので、いろいろアドバイスしてもらいながら、滑ってると楽しかった。

やっぱり、何か目的を持って滑らんといかんね。ちっとは上達したかな?

追記: カメラ忘れたんで、写真ないっす。タンクトップのお姉ちゃんたちを
     撮りたかったね・・・

 


Dec 30 (Sat) 2000 またしても・・・

朝は、少し早起きして、うちのプログラムのディレクター、Dr. Eyring の引っ越しのお手伝い。

休み中に引っ越しをすると聞いたので、とりあえず社交辞令で、

「人手が必要ならいつでも言ってね」

と言ったら、本当に電話がかかってきた。まぁ、いろいろお世話になってる人なんで、全然イヤじゃなかったらいいんだけどね。それだけ僕が頼りにされているってことか、ほほほ。

彼女の家につくと、早速、ベランダの掃除。まーた、このベランダが広いのよ。ほこりのかぶったバーベキューセットとかテーブルを片づけ、ほうきで、あふれんばかりの葉っぱを集める。

前のアパートがそうだったけど、近くにユーカリの木とかがあると、葉っぱが、山ほど落ちてくるんだよね。

でも、このたまり用からすると、まったくこのベランダを使っていない様子。もったいないねぇ。僕がいつでもバーベキューしてあげるのに。

また、先生が話し好きで、僕が掃除してると、

「何か飲む」

と聞きに来たかと思うと、雑談を始める。日本ではこんなベランダあるのかとか、たわいもないことをどんどん話す。

そして、先生が僕のドリンクを取りに行ったかと思うと、電話が鳴り、今度はそっちで話に花が咲いてる様子。この間に、僕は黙々と作業に専念し、結局、ドリンクを持ってきてくれた頃には、ほとんど掃除が終わってた・・・。

「先生、ちっとも働いてないじゃん」

と思ったが、今学期に取った彼女の文法のクラスで、僕の成績が一番良かったと、お褒めの言葉をいただいたので、まぁいいでしょう。

あとは、重めのものをガレージまで運んで作業終了。お駄賃代わりにジェリービーンズ(キャンディ)をくれたけど、あんま嬉しくないよ・・・。

昼に作業は終わったので、ヒロ、マーク、ニックさんに昼食で合流して、ま、またしても、コンピュータ・フェアへ。今月だけで、3回も行っちゃった。

でも、今回は何も買わなかったよ。さすがにねぇ、そう毎度、毎度、何かを買えるほど余裕はないし、きりもないしね。

でも、来月は・・・。って、来月もまた行くんかいっ!

ここで、終わろうと思ったら、これを書いたあとに、映画を見に行ったので、ちょっと感想を。今日、見たのは、二人の熱愛のきっかけとなったということで、ラブシーンがカットされたと、何かと話題になっている、『Proof of Life』。

僕の感想は、「うーん、何だかなぁ」。

とりあえず、旦那が誘拐されて大変なときに、残された嫁と、身代金の交渉に来た保険屋(?)が、できてしまうという展開は、あまりいただけない。

ラブ・シーンがカットされた理由は、「観客が実生活でのメグ・ライアンとラッセル・クロウを想像して、映画に集中できなくなることを恐れた」ということみたいだけど、あの展開じゃ、二人が誰だろうと、反感買うと思うよ。

結局、ワンカットだけ、二人のキス・シーンがあったけど、それだけでも、場内は大ブーイングだったもん。

でも、見方によってはおもしろいよ。いっぱいツッコむとこあるから。たとえば、
メグ・ライアンとラッセル・クロウが、出会って3秒ぐらいちょっと衝突したなぁ、と思ったら、もういい雰囲気で見つめ合ってるし・・・。

「おいおい、早すぎるって」とかね。

邦題は、『プルーフ・オブ・ライフ』なんてカタカナにするだけじゃなくて、『メグ・ライアンとラッセル・クロウの不倫物語−貧乏くじをひいた旦那とゲリラたち』なんてのにしてくれんかのぅ。

 


Jan 1 (Mon) 2001 一年の計は元旦にあり

大晦日の夜は、いつものメンバープラスαが友人の家に集まり、紅白を見ながら、麻辣火鍋をたらふく食べて、飲んですごした。

おかげで、まったく日本に帰る準備をしていなかった僕は、結局、朝5時に起きて、慌てて用意。そして午前7時45分にヒロに来てもらい、空港へと向かった。

実は、このときから少しいやな予感はしていた。昨日の夜に食いすぎた麻辣火鍋のおかげで、少しおなかを下していた僕は、朝からすでに数回トイレのお世話になっていたのだ。

そして出発直前にもトイレに行って、万全を期したつもりであったのだが、車に乗って、パスポートとチケットを確認して安心した瞬間に、おなかがまたゴロゴロと言い出した。

そうは言っても5分前に用は済ませている。空港までの40分ぐらい何とかなるだろう。

しかし、車が走るにつれ、事態は深刻度を増してきた。特に、車の微妙な振動が、僕のおなかを刺激する。

これは、まずいと、とっさに判断した僕は、ベルトをゆるめ、ジーンズのボタンをはずす。
これでいったん治まったものの、しかし、まだ行程の半分も消化していない。

気を紛らわせようと、ヒロとどうでもいい話をしてみるが、思考力の低下している状態では、会話も長くは続かない。そして、なぜかおなかを温めた方がいいと思い、Tシャツの中に手を入れて、おなかを温める作戦を強行。

これが裏目に出た。

一気に便意が加速。ま、まずい。空港まで、どう頑張ってもあと20分はかかる。これ以上、おなかを刺激するわけにはいかない、パンツのゴムを引っ張ってみるが、すでに後の祭りだ。便意はもう治まらない。

じんわりと脂汗が出てきた。これは、かなりまずい兆候である。もうだめだ。

「と、トイレに寄って下さい」

とうとう泣きを入れてしまった。少しするとガソスタが見えてきた。急げ。と思ったら、降り口を通過してしまい、ガソスタが遠ざかっていく・・・。ヒロいわく、

「あ、今のところで降りんといかんかったね」

ひぇ〜。「何しとんねん、ボケ、あほ」と思ったが、ガソスタが見えたことで少し気を緩めてしまい、さらに限界が近づいた僕には、すでに怒る余裕もなかった。口を出たのは、

「分かった、頼むからどっかに連れて行ってくれ」

30才にもなって、元旦早々、事故だけは避けねばならない。「頑張れ、俺」とひたすら、自分を励ます。それからどれぐらい経ったのだろう。ようやく次のガソスタが見えた。

しかし、ここで安心するのはまだ早い。こういうときに限って、トイレが空いてなかったりするのだ。先ほどのように気を緩めては危険である。そして、ガソスタのコンビニに入ると、やっぱり男子トイレには誰かが入っていた。

「誰か入ってるの?」と声をかけてきた店員のお姉ちゃんに、「女子トイレ使ってもいいか」という言葉が、出かかったが、僕のわずかに残ったプライドがそれを許さなかった。店員がお兄ちゃんなら言ってただろう。

いかん。ここで、冷静さを欠いては、勝負には勝てない。目を閉じて、気を静めようとすると、カランカランと紙を引っ張り出す音が聞こえてくる。よし、ゴールは目の前だ。すると、すぐに、「がちゃっ」とドアが開き、おやじが出てきて、僕はこの戦いに勝利したのだ。

こうして、元旦早々、人生最大のピンチを乗り越えた僕は、今年も一年、きっといい年であることを確信したのだった。

 


Jan 3 (Wed) 2001 にゃあ

日本、寒いねぇ。今日は吹雪だよ。カリフォルニアの陽気ボケをしてる僕にはたまらなく辛いね。早く、帰りたい・・・。

さて、名古屋に来るといつもお世話になっているM田家に、家族が増えていた。

その名も、らむちゃん

じゃーん。かわいいでしょ。もらって帰ろうかな。

でも、実は、おかげで悲しい出来事がひとつあった。久しぶりにM田家でシャワーを浴びると、ボディーシャンプーがいまいちどれか分からないので、とりあえず、一番ボディーシャンプーらしきもので、体を洗った。

あわ立ちからしてリンスではないはずだが、もしかすると、シャンプーだったかも知れない。でも、まぁいいさ。

そしてシャワーから出てきて、家主に、僕が使ったものがボディシャンプーか確認してみると、

「えっ、それ、猫洗う洗剤やで」

がーん。がーん。がーん。

「においで気づかんかった?」

気づかんかったわい。ふん。

← これようのシャンプーで、どうやら、僕は体
を洗ったらしい。

でも、こんなことぐらい、誰でもある経験だか
ら大丈夫だよね。ちょっと肌がかさかさする
だけだし。うう。

じゃあ、最後は流し目で。はい、ポーズ。

 

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